荒木経惟の恵比寿でやっているセンチメンタルな旅を見に行き、そこから初台のオペラシティに移動して写狂老人Aをみる。もっと昔はアラーキーの写真をみてもわからなかった。自分の方がとしをとってよく感じるようになってきた。どうやらそういう傾向があるのか?同じことを言ってる人をみかける。今更いうまでもなくいいが。

展示を見に行って度々思うのだけれど、途中にあるビデオ作品がダルい。途中から見始めて、これ何分くらいあるんだろうか、一応見ておくべきか、なんて考えながら眺めたりするあれ…。

友人と中華料理屋で食事。祝日の前だというのもあって、店内が騒がしくて馬鹿のように大声で話さなきゃならない。もう途中から話をするのを半分は諦めていた。でもそういうものだから仕方ない。地下鉄のホームでも電車の中でも音がうるさくて一旦黙り込んで過ぎるのを待つ。コーヒーを飲んで一休みしようにも、席と席の間隔が近くて落ち着かない。もう自分には毎日こういうところにいることは普通に無理だろう。歩くだけでこんなに人が多いし、昼飯時はどこのファストフードもパンパン。無理だ。目が回る。

帰り道でスカートから出ている足に赤い斑点が目立っているのを見つけた。酒を飲んで体温が上がったから、以前の薬疹が目立つのだろうとその時は思った。帰宅して風呂場で見てみるとなかなかひどい状態になっている。いや待てよ、体温が上がって薬疹の跡が目立つって本当にそうか?飲んでも毎度こんなに赤くなっていないし、風呂や運動の後だってこんな風にはならない。ということは?薬疹だと思って医者に行き、違うと言われても信じずに色々薬を抜いたりしていたが、今、普段と違う薬は飲んでいない。ということは食い物か?前にエビマヨのおにぎり食べた直後にちょっとだけ赤くなり、まさかなーと思ったけど、昨日何食べたっけ?あ、中華料理で海鮮焼きそばにエビ入ってた、あの時も、あの時も、エビを食っている!中華に寿司に天ぷらに!エビだ!

なぜか足だけが、痒みもなく大量の虫刺されのような見た目で赤くなる。蕁麻疹とかって跡が残らず消えるのに、自分のは色素沈着っぽく残っているから薬疹だと思っていた。もしかしたら常に反応しちゃってる状態なのか?好物だしなあ。エビマヨとかエビチリとか、エビフライも天丼も食べれないとか…。でも、アレルギーだからと思えば、食べるのをきっぱり諦められるから少しラクだ。まあアレルギーないほうがいいけどね。去年からエビはちょっと食べ過ぎてた気はする。心当たりはある。カニは大丈夫なんだろうか?そのうち小麦粉アレルギーとかにもなっちゃったらどうしようなあ。これでエビを避けることができる。かなりグロい見た目になる足に困っていたから。

ライブハウスによく行っていたのは十代の頃だ。好きなバンドがいくつかあったし、確かに楽しんでいたような気がする。もう思い出せないけれど。だんだん情熱がなくなっていった。待つのが辛い。立っているのが辛い。こうして出かけていっても、夢中になれない。と、いう風に、だんだん行かなくなり、全く行かなくなった。今は年にほんの数回、どうしてもみたいという人がやる時だけ行くこともある。そういう風に、クラブに行くのにも、飽きる、いや、辛くなってくる、それとも気が済んだという風に思うのか。年齢がそぐわなくなってくるというのもあるだろうな。でも夢中だったことにもう夢中になれなくなってくるのは悲しい。そういう一瞬だけを探しているようなものなのに。

すごく勇気を出して話しかけました、と言う、今日が初めてこういうところに来た日だという人としばらく話していた。色々聞くのに疲れてしまう、と思いながら話していることが多いのだけれど、そうしないと辛いのは私の方なんだろう。心の底から黙りたいと思う時がある。よく喋るねと言われるのが本当に嫌だ。事実だし、すごく恥ずかしい。その人は照れながら控えめに踊っていた。友達を探しにいくと行って離れたが、あとから、同じところにいるのを見つけて、遠目に眺めていた。誰にも見られていないかのように踊れって、誰の言葉だったか。私といないほうがやりやすいだろう。そういうのは、ちょっといいな。体がバラバラになりそうなほど踊っていた。