この気持ちが続いたらまずい

実家に帰って、何万遍も通った道をバイクで走る。こんなところまで潮の匂いがしてたのかよと思う。鼻がおかしくなってたのかな、毎日通ってた頃は、全然気がつかなかった。タイヤを新しくしたからなんか具合が違う。馴染むまでは時間がかかるよ。なんでも。何べんも何べんもやってやっとだ。

死んでるみたいな毎日だな。前にコンビニの夜勤で働いてた頃、色んなものとの接点がなくなって幽霊みたいな気持ちになったけど、今もそんな感じがする。そのコンビニは環七沿いにあって、小さいけど駐車場があるからトラックの運転手がよくきた。日付が変わる頃に45分休憩があって、真夏だった。外のガードレールに座って煙草を吸っていたら、そのすぐ横を縁石を乗り越えて車が突っ込んできた。声が出たっけ。乗用車だった。このまま店まで突っ込むのか?と思ったけど、ギリギリで止まった。なぜかそのあとのことはまるで覚えてない。多分、警察が来たりしたんだろうけど。もしかして作り話か?

 

こんな生活してたらまずい。こんな気持ちじゃ、やっていられない。

あんまり泣いてばっかりいるんで、この部屋がおかしいとか言って、今思えば頭がおかしかったな。絶対、そうだと決めつけてた。だって、歩いてると涙が止まらないんだもん。そうかと思うと、急に生きている意味がありありとわかる、胸の内が輝いて仕方ないみたいな気持ちになるんだよ…いま思えば…そう言うの何回やってるんだって感じなんだけど…。閃きに意味があって(ない)素晴らしい秘密を知っていて(知らない)それを書き留めなければいけないとか思ってたんだから。感情っていう内臓が、体の外にあるような気持ちがしたんだよ。で、一切は過ぎた。でも、頭が鈍い!気がするんだ…。