ブログタイムカプセル

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今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉

はてなブログのお題って、使ったことないのですが、(だからよく意味とか使い方がわかってないよ)最近色々データ整理とかしてたのもあり、自分が昔ブログ書いてたデータとか読み返したりしてました。量が多いし、パワーがいるし、ほんの少ししか読み返せなかったけれど。公開、非公開、書いてたり書いてなかったりの期間合わせて12年くらいはてなと短期間で他のサービスも試したりしてブログを書いている。やめたりしながら、結局は戻ってきたりして。ブログ初心者に贈る言葉とは、私にとって過去の自分に贈る言葉です。2008年、はてなダイアリーで書いてた10年前の日記、今と変わらず、原付に乗って同じ町でバイトして、そのバイトがなくなったりして給料未払いとかの時期で今とそっくりだ。記憶なんてほとんど残ってない。書いた日だけが残ってる。

 

☓月☓日

Nの部屋に集まり、映画を観ながら騒いでいると、いつの間にか、床に座ったまま寝ていた。壁に寄りかかって寝ていたせいで、背中が痛くて曲がらなかった。静まり返った部屋に、朝の光が入ってきている。明かりがついたままで、しかも、部屋が、もの凄く、もの凄く、臭かった。この空気を吸って寝ていたのだとは思いたくない。取り合えず窓を空け、煙草に火をつけると、友人のひとりが咳き込みながら目を覚まし、一言めに、「くせぇ」と言った。Nの彼氏も話し声で目を覚まし、腹が減ったと言った。

 

☓月☓日

バイクがおかしいので修理に行った。その間他のバイクを借りていたのだけれど、これが変なバイクで、とてつもなく乗りにくい。スタンドは普通あるべきところに無いし、鍵穴がやたらたくさんあるし、キュルキュル言うし、曲がりづらいし…おまけにガス欠寸前だった。夜のガソリンスタンドに取り合えず給油しに行く。

すると、どうしたことか、青い液体が溢れ出て来たではないか!驚いて給油をすぐさま止め、なんだこれ?と思ってみてみるとオイルのところにガソリン入れちゃったー!普通やんねーだろこれ!慌てて店員さん呼ぶと、

「これは動かさない方がいいですね。」 と言われ、オイル抜いてもらうことに。とても感じのいい格好いいお兄さんだった…。タダでやってくれた…。助かった…。それにしても…。ああ…。時間無いのに…。アホか…。

そんなこんなでやっと自分のバイクを取りに行ける事になり、とても調子が良くなっていて、喜んでいたら、店のおじさんに、

「よかったね。じゃ、2万5千円。」

「え?」

「…2万5千円ね。」

「?」

 

☓月☓日

同級生のひとりから、珍しくメールが来ました。いつか書いたことがある気がするのだけれど、バスが毎朝一緒の男の子で、特に仲が良かったというほどでも無いのだけれど、バスから降りて外が土砂降りだったりすると、傘を持っていない私を、傘の中に入れてくれたりした。眼鏡をかけていて、目立たないタイプで、よくからかわれていたようだけど、少しも怖がらずに、「お前なにしてんの?」「立っています。」という風に、誰にでも真面目に、受け答えをしているような人で、まあ、それから、何度かバスで隣の席に座ることがあり、ロボコンの話などを聞いているうちにメールアドレスを聞かれたので教えたのですが、来るメールが訳の解らないものだったりするので、適当に返信したりしなかったり。正直殆ど返信しなかったのです。

この男子が、メールと実際のテンションが全然違う人で、実際には控えめなのにメールだと「女の子紹介できない?」とか言ってくるので、もう半年くらいメールしていなかったのですが、昨日の夜に突然メールが来た。

「☓☓さん、今何してる?」

「久しぶり。本読んでたよ。学校どう?」

とまともなメールを打ってみたら、写真付きのメールが送られてきて、

「これな〜んだ。」

という文面。正直、写真になんか変なものでも写ってんじゃないかと不安だったのですが、何か女の人の顔のような紙?が写っていたので、思い当たる節があり、

アムロちゃんのベストアルバムかな?好きだったよね。」

と返信。

「残念でした。これはアムロちゃんのファンクラブの会員カードだよ〜。僕はアムロちゃんのファン暦11年だからね。」

ファンクラブに入るほど安室奈美恵が好きらしい。そのまま返信することなく放っていたら、

アムロちゃんの何の曲が好き?僕は太陽のSEASONかな〜。」

とメールが来ていて、

「そっかー。アムロちゃん好きだねー。」

と返したら、

 「安室ちゃんのファンに覚醒したから毎日が楽しい。☓☓さんも入会するといい。」

ときました。何か宗教みたいだ…と思いながら返信するのを止めましたが、今日もメールが来ています。そして家にあった安室奈美恵CDを聞きつつ、これを書いています。新しい世界のドア開く勇気 そうよ TRY ME!!

 TRY ME!!

 

☓月☓日

仕事が休みだったので、遅くまで寝ていた。今日は部屋の片付けをしようと決める。取り合えず写真を現像に出しに行き、店の人に「一時間後に来てください。」と言われ、いちいち帰ってまた取りに来るのも面倒だったので、一時間ぐらいどっかで潰そう、と思う。これが間違いの始まりだったのだ。

とっくに写真が出来上がっている頃、私は台の前にいた。すでに一週間分の給料がこの台に飲まれている。しばらくやっていたが、これ駄目だ、と思い気を取り直し、エヴァで打つのを止め、他のでやるも惨敗。隣のおっちゃんがキレて台殴る。すっからかんになって店を出た。とっくに日が暮れている。休日がパチンコで消えた。

 Nの写真で、一枚不思議な写真があった。 Nの体が、透けているのだ。水色のパーカーが半透明で、後ろの壁が写っている。Nはそれを見てとても怖がり、私は笑った。どうしてそんな風に写ったのかさっぱり解らない。顔ははっきり写っているのに、体は明らかに半透明だった。

「もしかして死んでんじゃねえの?」 「死んでるように見える?ちゃんと見えてる?」 「見えてるよ。」 「じゃあお前も死んでんの?」 「それでもいいよ。」

ひとつの考えに捕らわれて、考えられなくなって、時間が過ぎてしまった。そういうこともあったけど、また書ける。mixiの日記でも書いてたりしたなあ。友達に手紙も書いた。プレイリスト作って勝手にライナーノート書いたりもした。ノートが何冊も積んである上の写真は、私が十代の終わりから二十代のはじめ、好きな人に向けて、別れても書き続けた、日記のような恋文、五年分くらいです。狂気ですかね…。でも私、その時から別に、全然、変わってませんからね…。 

バイクの2万5千円はからかわれていたんだったと思います、確か。覚えてません。普通に払ったんだったっけなあ?安室ちゃんファンの男子の消息は不明です。いつも一緒にいたNは結婚して子供いて、その子も、もう小学生です。子供の名前をつけさせてもらったのが、私のすげー自慢です。文章書いてるうちに10年とか余裕で経ってて、そのうちに周りではすごいこと起こってて、自分は記憶無くしてても、残ってる。だから、自分に言い聞かせる。書くんだ。書き続けるんだ。