ノックされたので条件反射で出ていくと以前にも怒鳴りつけられた客だった。店の設備が故障中で一部使えないことを怒っているのだが、修理の依頼はしているしそれ以上は私に何もできることなどない。前回も同じことを言われたが、仕事しろ!と言われるのが頭に来る。何故か?確かにロクな勤務態度じゃないからだ。ただ、私の上司でもなんでもないだろう。どうしようもないのに、クズだバカだと言われて、腹たってきたので、そんなの私に言われても困りますよ!と大きな声で言ったら、逆ギレか?と殴りかかってきそうだった。今は顔は殴られたくない。

 

地元の同級生が子供を連れて会いに来た。しばらく会ってないうちによく喋るようになり、あっという間に五歳だそうだ。声が別れた旦那とそっくりで、言わなかったが、なんだか感動してしまう。友人の元旦那の声なんて、自分が記憶しているなんて思ったこともなかった。テレビを見ていて、番組のADの声が一瞬だけ入ったりした時に、その声が、昔の同級生の声に似ていたりすると、もしかしてと思う。制作の仕事をしていてもおかしくはない。懐かしいような切ないような。

 

年が明けてから初めて馴染みの友人らと会った。三件目で酔っ払って階段を踏み外した。酔って骨折とかしたら本物だよな。他人の視界からいきなり消える形の転び方、よくしてしまう。飲み屋の壁が鏡張りで、そこにうつる赤ら顔の自分にドン引きして話に加わらず化粧を直し続けた。締めにラーメンとか食っていたらさっき声をかけてきた集団と再会してしまい気まずい。すげー食い散らかしたいなーと思う帰り道だったが、どうにかコンビニへ寄るのを回避して朝くたくたで帰宅。昨晩吐いたら喉からめちゃくちゃ血が出たのだ。でも本当にいずれ終わるだろうという気がするのだけど。東京駅の階段のせいとしか思えないのだけれど全身筋肉痛。もしくは酔っ払って全力疾走したあのときか。